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ラオスの民族

ラオスではラオス国民(ラオス人も含む)を公式に3民族群(ラオ・ルゥム,ラオ・トゥン,ラオ・スゥーン)に分けていて、またこれらの3民族群を68民族に分けられている。実際には、この68の民族に分けられていない民族もあり、またベトナム系、中国系住人もいるので、民族の実数はもっと多い。

ラオス民族概要
民族区分 主な民族
ラオ・ルゥム 低地ラオス人 タイ・ラーオ,タイ・ルー,タイ・ダム,タイ・カーオ,タイ・デェーン,タイ・ムーイなど
ラオ・トゥン 中高地ラオス人 カムゥ,タリアン,タオーイ,ラウェー,アラック,カトゥ,ゲ,ラウィー,ラヴィンなど
ラオ・スゥーン 高地ラオス人 モン,ヤオ,アカ,プーノーイ,レンテン,ロロなど

ラオ・ルゥム

普通のラオス人を含む、もともとは川のほとりに住む民族。水田を作り、よく水浴びをする。普通ラオスの文化として知られる物は、大体この民族群の物。またタイのイサーン人,チェンマイ人、中国のダイ族、ミャンマーのシャン族なども同系の民族。主食はもち米。

タイ・ラーオ

ラオスで最も多い、普通ラオス人というとこの民族を指す。

タイ・ルー

ポンサリーからサイニャブリーにかけて多く、人口も多い。

タイ・ダム

北部全域に散らばって生活している。ベトナム北西部で特に多い。独自の文字を持っているが、今は、書ける人は少ない。

ラオ・トゥン

カムゥ族を除いては、主にラオス南部に住んでいるクメール系民族群。特にサラヴァン、セーコーン、アッタプーではほとんど人がラオ・トゥンだと思われる。独自の言語、習慣を強く持っているが、現在では民族衣装もあまり着用しないので、外観からは分からない。

カムゥ

ラオス全域で生活している。モン族と並んで相当人口は多い。元々は焼畑と狩猟採集の移動民族。

タリアン

セーコーン、アッタプー方面。比較的山岳地帯に多く生活している。

カトゥ

セーコーンに多く生活する。人口も多く、カトゥ辞書も出ている。

タオーイ

サラヴァン県、タオーイ郡が本拠地。他県のタオーイ族の集落も、ここからの移住という場合が多い。

ラオ・スゥーン

主にラオス北部の山岳地帯で生活する民族群。モン,ヤオ族などの中国系の少数民族と、アカ,プーノーイなどのチベット系少数民族と分かれる。普段から民族衣装を身に着けていることが多い。主食はうるち米。

モン

北部全域で最も多い少数民族で日本人のような顔つき。ラオ・スゥーンと言うと普通彼らの事を指す。衣装、薬、生活習慣など独自の色濃い。仲間意識が強く、仲間と他人に対する扱いが極端に異なる。独自の文字も持っている。

アカ

ラオス人にはコーと呼ばれる。ポンサリー、ルアンナムターに多く住んでいる。アカとはアカ系民族の総称で実際はいくつかの民族に分かれる。全財産を帽子に縫い付けていて、頭を洗う時以外は外さない。

ヤオ

北部全域に広がって住んでいるが、その数はそれほど多くない。宗教行事等で、タケなどから作った紙に、漢字を書いた物を利用する。

レンテン

ランテンと書かれている事が多いがこちらの方が通じやすい。ラオス人はラオ・フアイとも呼ぶ。女性は頭髪以外の体毛を抜く。ヤオと同様に漢字を使用する。

民族に関する諸注意

民族によっては蔑称がつけられいる。当然蔑称で呼ばれる側は気分が良くない。実際に合う機会がある時は間違ってもそんなようなことは無いようにすべきだが、本に書いてあったり、ラオス人自体が蔑称しか知らないこともあるので注意。
当然なのだが、人によっては無遠慮に民族の事を聞いたり、興味本位のみで写真を撮られたりされるのを嫌う。そこにはそこの習慣があるので、それを尊重する。

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